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バリ島到着。
バリ島・ングラライ空港についたのは夜中だった。
飛行機から降りた瞬間、湿気と熱気と香辛料が混じりあったようなむあっとした空気がたちこめている。これがバリ島の空気か。なんかちょっとクセがあるな。
空港で荷物チェックを終えると、案の定ニセポーターが待ちかまえている。ガイドブックで読んだ通りだ。ちょっとだけ運んで「センエン」を要求するらしい。俺はお前なんかに騙されない。絶対に!!
...と思ったら勝手に運んでるじゃないか。
「N..NO!」 ...あぶねえ。
空港からエアポートタクシーに乗り、今回泊まるメリディアン・ニルワナへ向かう。リゾートホテルに一人で泊まるのは少しキツイものがあるが、しょうがない。なんといってもタダだ。あるサイトのキャンペーンで、バリ島3泊5日の旅が当たったのだ。本当はペアで当たったのだが、どうしても一人で行きたかったから一人で来た。
メリディアン・ニルワナはタナロットという地区にあり、バリ島の中心地からは少し離れている。サンセットで有名なタナロット寺院の近くだ。空港からタナロットまでのタクシー代はRp.11万5千だった。
0時頃ホテルに着き、チェックイン。部屋はエアコンがきいており、寒いくらいだ。机の上にはウェルカムフルーツが置いてあるが、どうやって食べたらいいのか分からない。これがリゾートホテルかぁ..浴室と寝室がつながってる。
今日はもう夜も遅いし、特にやることもないのでさっさとシャワーを浴びて寝ることにした。
11月6日、クタへ
次の日、11月6日はホテルからの無料送迎シャトルバスでクタに行くことにした。クタはビーチもショッピングも楽しめる観光スポットで、しつこい物売りが多いことでも有名だ。クタセンターでバスを降り、まずはクタビーチに行ってみることにした。
午前中の早い時間だったためか、まだビーチに人は少なかった。しばらくビーチを散歩していると、次から次へと物売りが話しかけてくる。サーフィンやマッサージ、アクセサリーに布など商品はいろいろだが、みんなぼったくろうと必死だ。定価はないといっても相場価格の10倍くらいの値段を平気で言ってくる。タトゥーを彫らせろっていうのもいた。「ヤスイヨ」っていわれてもね、そういう問題じゃないから。
しばらく木陰で座ってのんびりしていると、ビーチはだんだん観光客で賑わい始める。日本人もいるが、ビーチで寝ているのは欧米人が多い。欧米人女性は平気でトップレスだ。欧米人の裸はさわやかで、いやらしさがない。恥じらいがないところにいやらしさや色気はないのだ。
それにしてもビーチで寝ていてなにが楽しいのだろうか。俺にはさっぱり分からない。ためしに寝転んでみたが、30分が限界だ。暑い上にバリの日ざしはかなりきつい。物売りも相変わらずうっとうしい。物売りが話す日本語がうっとうしい。「ヤスイ-」「ナニサガシテル?」「ナニオコルネー」
...その後、ビーチを後にしてクタ・スクエア周辺をうろつくが、特にそそられるものはなかった。マタハリ・デパートなんかにも入ってみたけれど、これといって欲しいものは見つからない。このへんは本当に観光客が多くて、バリ人よりも欧米人や日本人のほうが多いんじゃないかってくらいだ。
正直、この場所はあまり自分には馴染まなかった。
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